【Futabakid | FP】個人向け国債の特徴・メリットデメリットは?
ファイナンシャルプランナーの Futabakid です。
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国債と聞くと、なんだか難しそうな商品のように感じますが実は、身近な金融機関で購入することができる商品です。
変動金利型、固定金利型の2種類ありますが、実勢金利が低迷しているのでどちらも最低金利の0.05%(税引き前)になっていることが多いです。
*2020/6時点の記事です
個人向け国債の特徴
国が毎月発行している金融商品で、元本割れしません。
最低金利0.05%が保証されています。
国債は、証券会社、銀行、郵便局などで販売されています。
1万円から1万円単位で購入できます。
変動と固定金利型があります。
変動金利型
半年ごとに金利が変化し、受け取り利子の金額が増減します。
発行から1年経過すれば、中途換金 できます。
満期
10年
金利
基準金利 x 0.66%(税引き前)
最低金利の場合は 0.05% (税引き前)
*利子の20.315%分税金が差し引かれます。 (2020/6時点)
利子受け取り
半年ごと 年2回
中途解約
1年経過すれば、いつでも中途換金可能です。
発行
毎月
固定金利型
3年満期と5年満期があります。
発行時の金利が続きます。
例えば、発行時に利率が0.1%なら、1年(半年ごと年2回)で0.1%の利子を受け取れます。
中途換金 できます
満期
3年と5年
金利
3年固定:基準金利 – 0.03%
5年固定:基準金利 – 0.05%
*利子の20.315%分税金が差し引かれます。
中途解約
1年経過すれば、いつでも中途換金可能です。
発行
毎月
どうやって購入するの?
金融機関の窓口や、インターネットで購入できます。
窓口の場合、購入代金、印鑑、本人確認書類(免許証など)、マイナンバーが記載されている書類が必要です。
詳細は金融機関にお問い合わせください。
メリットデメリット
どのようなメリットデメリットがあるでしょうか。
メリット
元本保証がる
最低金利保証がある
デメリット
流動性(換金)に制約がある
単利運用である (複利のメリットがない)
銀行の預金と比較
銀行預金と国債 どちらが良いのでしょうか。
流動性(いつでも引き出せる)という点では銀行が良いです。
現在のような超低金利の状況では最低金利が設定されているという点では、メリットで、単利、複利は大差なしとみて良いでしょう。
【比較表】
項目 |
国債 |
銀行預金 |
金利 |
○ 最低金利あり |
△ 最低金利なし |
元本 保証 |
○ あり |
△ 元本1,000万円まで |
流動性 |
△ 1年経過後中途解約 |
○ いつでも引き出せる |
運用 |
△ 単利 |
○ 複利 |
最後までお読みいただきありがとうございます。
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