【Futabakid | FP】金積立 特徴とメリットデメリット
ファイナンシャルプランナーの Futabakid です。
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金融商品の中でも特有の値動きをする金について紹介します。
金の特徴
金は、有事の金、長期保有資産と言われます。
リーマンショックやコロナショック時に金価格は大幅に上昇しており、まさに「有事の金」がデータとして示されています。
信用不安が起きた際には、貨幣価値が低下するため、実物資産として金が支持されることがその要因とされています。
一方、金は利子がつかないので利回りは期待でません。
価格は1gあたりの価格
よく目にする金価格は 1gあたりの価格です。
金を現物で購入する場合、金地金、金貨を購入することができます。
その価格は、 2020年6月金価格約6000円/gとすると、200gなら120万円!
なかなか手を出しにくい価格ですので一般的には、金積立をすることが多いようです。
金は守りの資産
金積立をする時には、手数料として、購入時手数料、年会費(無料の会社もあります)、購入/売却価格差 がかかります。
金は金利がゼロで、コモディティ(実物資産、代替え可能)商品であり、貨幣のように無価値になる可能性がないので「守りの資産」として保有されることが多いです。
金は長期保有資産
金価格10年、20年先をみた余裕資金で長期保有資産です。
金は資産運用の中ではあくまでも脇役として、保有資産の10%程度にするのが良いとされています。
初心者は金積立が始めやすい
始める場合は、金積立が始めやすく、毎月コツコツと積み立てるのが良いです。
金は特性上短期での運用、利回りは期待しにくく、長期での運用が基本となり、
あくまでも余裕資金で運用すべき資産です。
メリットデメリット
メリット
価値がなくなることがない
世界共通の価値
デメリット
利子、配当はない
手数料が高め
銀行の預金と比較
項目 |
金 |
銀行預金 |
利回り |
X 金利なし |
△ 最低金利なし |
流動性 |
○ いつでも売却可能 |
○ いつでも引き出せる |
運用 他 |
市場価格変動
購入手数料 保管料 |
複利 |
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